三十三歳、イケメン男子にご飯を奢るのが趣味になりました。
真帆さんとのトーク画面を開く。
あの人とはもう会わない、と打って、消した。
それを先に言えば、やめたのだから会ってほしい、という話になりそうだった。
そうじゃない。
映画に誘ってくれて嬉しかった、と言った声を思い出す。
俺が何を言っても、少しずつ遠くなるようで、電話を切りたくなかった。
今度は、顔を見て言いたかった。
『さっき、ちゃんと言えなかったことがある』
『会って話したい。いつなら大丈夫?』
送ってから、スマホを置いた。
返事は翌日の昼に来た。
『来週の日曜なら』
『お茶だけでもいい?』
『もちろん』と返し、駅の近くのカフェで待ち合わせることになった。
店の場所を調べたあと、映画の上映予定も開いてしまった。
でも、来週も、まだやっている。
画面を閉じて、真帆さんとの約束をカレンダーに入れた。
あの人とはもう会わない、と打って、消した。
それを先に言えば、やめたのだから会ってほしい、という話になりそうだった。
そうじゃない。
映画に誘ってくれて嬉しかった、と言った声を思い出す。
俺が何を言っても、少しずつ遠くなるようで、電話を切りたくなかった。
今度は、顔を見て言いたかった。
『さっき、ちゃんと言えなかったことがある』
『会って話したい。いつなら大丈夫?』
送ってから、スマホを置いた。
返事は翌日の昼に来た。
『来週の日曜なら』
『お茶だけでもいい?』
『もちろん』と返し、駅の近くのカフェで待ち合わせることになった。
店の場所を調べたあと、映画の上映予定も開いてしまった。
でも、来週も、まだやっている。
画面を閉じて、真帆さんとの約束をカレンダーに入れた。