三十三歳、イケメン男子にご飯を奢るのが趣味になりました。
家へ帰ってスマートフォンを見ると、彼からメッセージが届いていた。

『今日はありがとう!』
『改めて、おめでとう』

その下には、両手を上げて跳ねている猫。

私は笑って、隣の蓮くんに画面を見せた。

「この猫、昔から送ってくれるの」
「ああ。俺にも来る」

そう聞くと、何だかまた笑えてきた。

『こちらこそ、ありがとう。会えて嬉しかったよ』

返事を送ると、今度はお皿を持った猫が届いた。
続けて、一言。

『また蓮と三人で行こうね』

「今度は、私たちがご馳走してもらおうか」

画面を覗いていた蓮くんが笑った。

「言っとこ」

もう一度入力欄を開き、そう伝える。
すぐに、びっくりした猫が返ってきた。
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