小説よりも不器用な、玲の世界のすべて

プロローグ

野いちごを開いている君。


ちょっとだけ私の話をきいて。


ここに書くのは、物語じゃない。


恋の魔法も、かっこいいヒーローも出てこない。


ただの10歳の私の、本物の現実。


私の毎日は、別にキラキラなんかしてない。


小説みたいに綺麗なハッピーエンドばかりじゃないし、うまく生きられない日だってたくさんある。


でも、これが「玲の世界のすべて」だから。


不器用だけど、嘘偽りのない私の今を、ここに置いておくね。
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