黒蝶 ~誰よりも大切な君~
○第三話 幼い約束
冬真に案内され、光莉はアジトの奥にある部屋へ入った。
黒を基調にした静かな部屋。
机の上には何冊かの本と、古びた写真立てが置かれている。
「ここ、冬真くんの部屋……?」
「ああ」
冬真は棚から一枚の写真を取り出した。
そこに写っていたのは、幼い頃の光莉と冬真だった。
泣きそうな顔でしゃがむ光莉の隣に、少し不機嫌そうな冬真が立っている。
「……私、泣いてる」
「迷子になったんだ」
「冬真くんが見つけてくれたの?」
「お前が泣きながら、俺の名前を呼んでた」
冬真は写真を見つめながら、静かに続けた。
黒を基調にした静かな部屋。
机の上には何冊かの本と、古びた写真立てが置かれている。
「ここ、冬真くんの部屋……?」
「ああ」
冬真は棚から一枚の写真を取り出した。
そこに写っていたのは、幼い頃の光莉と冬真だった。
泣きそうな顔でしゃがむ光莉の隣に、少し不機嫌そうな冬真が立っている。
「……私、泣いてる」
「迷子になったんだ」
「冬真くんが見つけてくれたの?」
「お前が泣きながら、俺の名前を呼んでた」
冬真は写真を見つめながら、静かに続けた。