愛してるなんて、噓でしょう?
31話.私だけの特別
美月 side
「これ、見てほしいんだ」
休日、蓮さんに連れてこられたのは、小さな雑貨店だった。
「可愛いお店ですね」
「美月ちゃん、こういうところ好きかなと思って」
店内には、アクセサリーや小物が並んでいる。
私は棚を眺めながら、ひとつの小さなブックカバーに目を留めた。
淡い色合いで、落ち着いた花の模様が入っている。
「素敵……」
「気に入った?」
「はい。でも、今日は見るだけです」
「じゃあ、俺からのプレゼントにしよう」
「そんな、悪いです」
「いつも頑張ってるご褒美」
蓮さんは店員に声をかけ、そのブックカバーを購入してくれた。
店を出てから、私は何度もお礼を言った。
「本当にありがとうございます」
「喜んでもらえたならよかった」
その後、近くの公園を歩いた。
ベンチに座ると、蓮さんが私の手を取った。
「美月ちゃん」
「はい?」
「俺にとって、君は特別なんだ」
その声はとても優しかった。
「初めて会ったときから?」
何気なく尋ねる。
蓮さんは一瞬だけ目を伏せた。
「……そうだね」
「どうしてですか?」
「理由なんて、うまく説明できないよ」
彼は微笑んだ。
「ただ、君といると、今まで知らなかった幸せを感じるんだ」
胸が温かくなる。
「私も、蓮さんといる時間が好きです」
「本当?」
「はい」
蓮さんは私の手を握ったまま、しばらく何も言わなかった。
そして、小さく呟く。
「ずっと、この時間が続けばいいのに」
その声が少しだけ寂しく聞こえた。
「これ、見てほしいんだ」
休日、蓮さんに連れてこられたのは、小さな雑貨店だった。
「可愛いお店ですね」
「美月ちゃん、こういうところ好きかなと思って」
店内には、アクセサリーや小物が並んでいる。
私は棚を眺めながら、ひとつの小さなブックカバーに目を留めた。
淡い色合いで、落ち着いた花の模様が入っている。
「素敵……」
「気に入った?」
「はい。でも、今日は見るだけです」
「じゃあ、俺からのプレゼントにしよう」
「そんな、悪いです」
「いつも頑張ってるご褒美」
蓮さんは店員に声をかけ、そのブックカバーを購入してくれた。
店を出てから、私は何度もお礼を言った。
「本当にありがとうございます」
「喜んでもらえたならよかった」
その後、近くの公園を歩いた。
ベンチに座ると、蓮さんが私の手を取った。
「美月ちゃん」
「はい?」
「俺にとって、君は特別なんだ」
その声はとても優しかった。
「初めて会ったときから?」
何気なく尋ねる。
蓮さんは一瞬だけ目を伏せた。
「……そうだね」
「どうしてですか?」
「理由なんて、うまく説明できないよ」
彼は微笑んだ。
「ただ、君といると、今まで知らなかった幸せを感じるんだ」
胸が温かくなる。
「私も、蓮さんといる時間が好きです」
「本当?」
「はい」
蓮さんは私の手を握ったまま、しばらく何も言わなかった。
そして、小さく呟く。
「ずっと、この時間が続けばいいのに」
その声が少しだけ寂しく聞こえた。