学校一のおバカ男子は、IQ200の意地悪でした。
ドアのノブのすぐ上には、今にも剥がれ落ちそうなほど古びた木製のプレートが掛かっており、そこには微かに『写真部』という文字が刻まれている。



「写真部室……?




如月くん、写真部だったの?」




「一応ね。



ほぼ幽霊部員しかいないけど、


鍵は俺が管理してるから。
ほら、入って」



ガチャリ、と重苦しい金属音が響き、鍵が開けられた。


如月くんに背中を軽く押されるようにして私がその部屋に一歩足を踏み入れた瞬間、私は目の前の光景に、何度目かもわからない息を呑むような衝撃を受けることになった。



その部屋は、外観の古めかしさや、旧校舎の薄暗さからは到底想像もつかないほど、異質で圧倒的な二面性を持つ空間だった。
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