学校一のおバカ男子は、IQ200の意地悪でした。
それを聞いた如月くんは、一瞬だけ驚いたように目を見開いた。歪んだ笑みをその綺麗な唇に浮かべた。



「ふーん……。
じゃあさ、今度本物見に行こっか」



「え? 本物って……」



「今、隣町の秘密の丘で、季節の珍しい花が満開なんだよね。


俺、ちょうど週末に写真撮りに行こうと思ってたからさ。


委員長、俺のデートの誘い、まさか断らないよね?」


はい!?



そ、そんな、デート?


「私、そんなの、行ったことないし……週末も家で勉強が……」



顔を真っ赤にして慌てて拒絶しようとすると、如月くんはすっと立ち上がり、私の目の前まで距離を詰めてきた。
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