学校一のおバカ男子は、IQ200の意地悪でした。
「すごい……とっても綺麗。



こんな場所、私、本当に知らなかった……!」




私は完璧な委員長の仮面も、嘘をついた罪悪感もすべて放り出して、幼い子どものように花畑のすぐ側まで駆け寄った。



「綺麗だろ。


ここさ、ある特定の気象条件と、太陽の角度、それに空気の透明度の計算を組み合わせないと、一番綺麗な青に見えないんだよね。



今日のこの時間は、俺が1週間前からじっくり計算して弾き出した、完璧なジャストタイミング」



如月くんは首から下げた重厚な一眼レフカメラを構え、慣れた手付きでレンズのピントを合わせ始めた。


ファインダーを覗き込む彼の横顔は、凛としていて、息を呑むほどに美しい。
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