君と過ごしたあの日々を私は忘れない
あのとき、あの部屋に残ったのが俺じゃなくてよかったんだと思う。

でも、俺でよかった。


『はあはあ、はあはあ…』


あの日、美海が倒れた日。

班活動が終わらなくて、放課後まで残って活動を続けていた。

美海と俺以外の奴が画材を買いに行ってる間に美海は倒れた。

俺はすごく心配した。

美海が何の病気なのか、そもそも病気なのかも分からない。

でも、心配だった。

美海は、自分が守りたいと思った。

その日から俺は美海を気にするようになった。

美海はおとなしくてクラスでは目立たない。

でも、少し面白いところもあって。


―これをきっと運命と言うのだろう。
< 2 / 4 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop