きみが窓を見なくなるまで
聞きたかったのは、また来るのかということだった。
でも、来てほしいと同じ意味になってしまう。
隼人くんは私の手元を見た。
「それ、次に読むやつ?」
私は置いていた本を持ち上げる。
「うん。まだ決めてないけど」
「面白かったら教えて」
「……うん」
簡単な約束が、また一つできる。
その約束は、いつまで続くのだろう。
部活へ戻っても。
怪我をしていなかった頃の放課後に戻っても。
私は表紙の端を撫でた。
隼人くんは、私がそんなことを考えているとは知らず、本の紹介文を覗き込んだ。
でも、来てほしいと同じ意味になってしまう。
隼人くんは私の手元を見た。
「それ、次に読むやつ?」
私は置いていた本を持ち上げる。
「うん。まだ決めてないけど」
「面白かったら教えて」
「……うん」
簡単な約束が、また一つできる。
その約束は、いつまで続くのだろう。
部活へ戻っても。
怪我をしていなかった頃の放課後に戻っても。
私は表紙の端を撫でた。
隼人くんは、私がそんなことを考えているとは知らず、本の紹介文を覗き込んだ。