君だけを独占♡年上の君に溺れて
朝日が差し込むオフィスに足を踏み入れると、末山愛斗(36)の登場にフロアの空気がわずかに華やいだ。
端正な顔立ちとスマートな立ち振る舞いは、否応なしに周囲の女性たちの目を引く。だが、彼自身は寄せられる好意や熱視線に微塵の興味も抱いていなかった。
愛斗の心には、狂おしいほどに愛しているたった一人の女性がいた。
「愛斗さん、おはようございます! これ、昨日焼いたクッキーなんですけど、よかったら食べてください」
「私も一緒に作ったんです! 召し上がってください」
出勤するなり待ち構えていたように駆け寄ってきたのは、同僚の西野美波と西山由比だった。屈託のない笑顔で差し出された手作りのクッキー箱を見つめ、愛斗はそっけなく視線を逸らす。
「甘いもの嫌いなんだよね」
素っ気なくそう言い放つと、差し出された箱を受け取ることなく、自分のデスクへと向かった。背後で残念そうな溜息が漏れるのを感じながらも、愛斗の気持ちはすでに別の場所にあった。
デスクに腰を下ろし、手際よくPCを立ち上げてルーティンワークをこなす。
時計の針が指定の時刻を指すと同時に書類を手に取り、愛斗は会議室へと向かった。
重厚なドアを開けると、すでに参加者が揃っていた。上座に座っているのは、課長の加山正子。70代という年齢を感じさせない凛とした背筋と、鋭い眼光。仕事に対しては一切の妥協を許さない厳格な上司として、誰もが畏怖する存在だ。
正子のプレゼンテーションが始まった。淀みのない説明と説得力のある言葉遣いに、参加者は固唾をのんで耳を傾けている。
(……相変わらず、完璧だな)
書類に目を落とすフリをしながら、愛斗は正子の姿を見つめた。仕事中の厳しい表情も、自分だけに見せる柔らかい笑みに変わる瞬間を知っている。
胸の奥から湧き上がる愛おしさを抑えきれず、愛斗の口元には自然とニヤニヤとした笑みが浮かんだ。
続いて愛斗のプレゼンの番となった。
愛斗は感情を巧みに押し殺し、冷静かつ完璧に発表を終える。正子は小さく頷き、会議の終わりを告げた。「以上で本日の会議を終了します。……なお、末山さんは少し残ってください。今回の案件について確認があります」
「かしこまりました」
冷淡にも聞こえる正子の声に、愛斗は淡答える。
他の社員たちが資料をまとめ、次々と会議室から出ていく。ドアが完全に閉まり、二人きりの静寂が室内に訪れた。
社員たちが去った途端、凛としていた正子の纏う空気がふっと柔らかくなった。正子が愛斗に歩み寄り、そのつま先立ちで静かに唇を重ねる。
甘く、短いキス。仕事中の厳しい課長ではなく、愛斗の愛しい彼女としてのキスだった。
「……続きは、課長室で」
正子は悪戯っぽく囁くと、一足先に会議室を出て課長室へと向かった。愛斗は一呼吸置き、後を追うようにして課長室のドアを押し開き、内側から鍵をかけた。
静まり返った部屋の中で、愛斗は正子を引き寄せ、彼女のワイシャツのボタンを一つずつ解いていく。
露わになる肌に吐息を吹きかけながら、愛斗は愛おしそうに彼女に跪き、丁寧にフェラチオを始めた。正子の小さな喘声が部屋に響く。
「愛斗……っ」
「正子さん……」
愛撫を重ねるごとに熱を帯びていく身体。愛斗は彼女を抱き上げ、ゆっくりとその身体を抱きしめた。
世間には絶対に言えない、二人の秘密の恋。誰に咎められようとも、愛斗のこの激しい愛が揺らぐことは絶対になかった。
端正な顔立ちとスマートな立ち振る舞いは、否応なしに周囲の女性たちの目を引く。だが、彼自身は寄せられる好意や熱視線に微塵の興味も抱いていなかった。
愛斗の心には、狂おしいほどに愛しているたった一人の女性がいた。
「愛斗さん、おはようございます! これ、昨日焼いたクッキーなんですけど、よかったら食べてください」
「私も一緒に作ったんです! 召し上がってください」
出勤するなり待ち構えていたように駆け寄ってきたのは、同僚の西野美波と西山由比だった。屈託のない笑顔で差し出された手作りのクッキー箱を見つめ、愛斗はそっけなく視線を逸らす。
「甘いもの嫌いなんだよね」
素っ気なくそう言い放つと、差し出された箱を受け取ることなく、自分のデスクへと向かった。背後で残念そうな溜息が漏れるのを感じながらも、愛斗の気持ちはすでに別の場所にあった。
デスクに腰を下ろし、手際よくPCを立ち上げてルーティンワークをこなす。
時計の針が指定の時刻を指すと同時に書類を手に取り、愛斗は会議室へと向かった。
重厚なドアを開けると、すでに参加者が揃っていた。上座に座っているのは、課長の加山正子。70代という年齢を感じさせない凛とした背筋と、鋭い眼光。仕事に対しては一切の妥協を許さない厳格な上司として、誰もが畏怖する存在だ。
正子のプレゼンテーションが始まった。淀みのない説明と説得力のある言葉遣いに、参加者は固唾をのんで耳を傾けている。
(……相変わらず、完璧だな)
書類に目を落とすフリをしながら、愛斗は正子の姿を見つめた。仕事中の厳しい表情も、自分だけに見せる柔らかい笑みに変わる瞬間を知っている。
胸の奥から湧き上がる愛おしさを抑えきれず、愛斗の口元には自然とニヤニヤとした笑みが浮かんだ。
続いて愛斗のプレゼンの番となった。
愛斗は感情を巧みに押し殺し、冷静かつ完璧に発表を終える。正子は小さく頷き、会議の終わりを告げた。「以上で本日の会議を終了します。……なお、末山さんは少し残ってください。今回の案件について確認があります」
「かしこまりました」
冷淡にも聞こえる正子の声に、愛斗は淡答える。
他の社員たちが資料をまとめ、次々と会議室から出ていく。ドアが完全に閉まり、二人きりの静寂が室内に訪れた。
社員たちが去った途端、凛としていた正子の纏う空気がふっと柔らかくなった。正子が愛斗に歩み寄り、そのつま先立ちで静かに唇を重ねる。
甘く、短いキス。仕事中の厳しい課長ではなく、愛斗の愛しい彼女としてのキスだった。
「……続きは、課長室で」
正子は悪戯っぽく囁くと、一足先に会議室を出て課長室へと向かった。愛斗は一呼吸置き、後を追うようにして課長室のドアを押し開き、内側から鍵をかけた。
静まり返った部屋の中で、愛斗は正子を引き寄せ、彼女のワイシャツのボタンを一つずつ解いていく。
露わになる肌に吐息を吹きかけながら、愛斗は愛おしそうに彼女に跪き、丁寧にフェラチオを始めた。正子の小さな喘声が部屋に響く。
「愛斗……っ」
「正子さん……」
愛撫を重ねるごとに熱を帯びていく身体。愛斗は彼女を抱き上げ、ゆっくりとその身体を抱きしめた。
世間には絶対に言えない、二人の秘密の恋。誰に咎められようとも、愛斗のこの激しい愛が揺らぐことは絶対になかった。
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