黄昏時、もう一度君に恋をした。
ぽとりと落ちた一つの画鋲が目に入る。


振り返ると、四人組がこちらを見ながらクスクスと笑っていた。


もしも深く刺さっていたら一体どう責任を取っていたのだ。


そんなこと言えるはずもなく、ズレた机を戻してから静かに座り直す。


周りからの目が気になり、深く俯きながら時間が過ぎるのをひたすら待ち続ける。


もうこんな生活、疲れた。どうして私がこんな目に遭わないといけないのだ。


私が何か彼女たちの機嫌を損ねることをしたのが悪いの?



「え、早瀬(はやせ)が死んだってマジかよ!」


「ちょ、バカ、おまえ声でけぇよ」



窓際の方から聞こえてきた声に、思わず弾かれるようにして顔を上げる。


周りのクラスメイトたちは“早瀬”という単語にピンときてない人もいれば、元同じクラスだった人たちは懐かしいその響きに彼らの元に集まっていた。
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