キスするくせに、彼氏じゃない。
閉室を知らせる放送が流れた。
私は時計を見上げる。
もう一時間近く経っていた。
「借りてくる」
本を持って立ち上がると、瀬川くんも鞄を手に取った。
貸出の手続きを終えて振り返る。
彼は入口のそばにいた。
朝と同じように、待っている。
私は時計を見上げる。
もう一時間近く経っていた。
「借りてくる」
本を持って立ち上がると、瀬川くんも鞄を手に取った。
貸出の手続きを終えて振り返る。
彼は入口のそばにいた。
朝と同じように、待っている。