キスするくせに、彼氏じゃない。
律は鞄を机に置いた。

相原が机の端に手をつき、声を落とす。

 

「でも意外だわ。お前もそういう遊びするんだな」

 

教科書を出す手が止まる。

 

「何の話」

「白石。男子に気を持たせるの、うまいらしいじゃん」
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