キスするくせに、彼氏じゃない。
放課後、廊下で一ノ瀬先輩に会った。
「白石さん」
振り向くと、先輩が片手を上げた。
隣には、以前中庭にいた男子がいる。
「今、帰り?」
「はい」
先輩の視線が、私の腕に抱えた本へ落ちた。
学校の図書室で借りたものだった。
「それ、この前話してた本?」
「あ、これは別のです」
「そっか。面白かった?」
私は表紙を見た。
あと少しで読み終わるところだった。
「白石さん」
振り向くと、先輩が片手を上げた。
隣には、以前中庭にいた男子がいる。
「今、帰り?」
「はい」
先輩の視線が、私の腕に抱えた本へ落ちた。
学校の図書室で借りたものだった。
「それ、この前話してた本?」
「あ、これは別のです」
「そっか。面白かった?」
私は表紙を見た。
あと少しで読み終わるところだった。