キスするくせに、彼氏じゃない。
「律、昼、購買な」

「行かない」

「だと思った。気が向いたら来いよ」

 

足音が遠ざかる。

いつもの静けさが戻った。

 

本の続きを追いかける。

けれど数行読んだところで、校門での彼女の顔が浮かんだ。
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