キスするくせに、彼氏じゃない。
私はしばらく画面を見ていた。

 

気にしなくていいと言われる前から、もう気にしていた。

彼が何を考えてそう送ったのかまで、想像してしまう。

 

『ちゃんと寝て』

 

少し考えてから、付け足した。

 

『本は起きてから』

 

返事が来た。

 

『はい』

 

私は小さく笑った。

 

*
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