キスするくせに、彼氏じゃない。
五時間目の途中から、頭が重くなった。

 

黒板の文字が見えないわけではない。

ただ、写しているうちに行を一つ飛ばし、どこまで書いたかわからなくなる。

 

朝から少し、身体がだるかった。

気にしないようにしていたけれど、額に触れると、いつもより温かい気がした。

 

授業が終わって、机に肘をついた。

 

「白石さん、次、移動だよ」
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