【続】好きだよっ、先生!
▷いつもと違う、椎名先生。


本日3月31日。

そして今日で“高校生”もおしまい。


なんだかちょっと寂しい気持ちもありつつ、少しだけ大人になれた気がした私は、この先の未来に胸を膨らませていた。


ちなみに、この先の未来なんてわかりきってるよ?

だって私は、念願の椎名先生と……

付き合うことになったのですから〜っ!



「先生、お仕事終わったかな~?」


部屋のベッドの上でゴロゴロ中。


今日は先生と夕飯に行く約束をしててね。


だから、先生からの連絡待ちなのです!




先生と付き合ってから、まだ1カ月も経ってないのだけれど。

会える時に私の家まで来てくれたり、疲れてるはずなのに、毎日電話もしてくれるんだよ。

私ばっかりが電話するものなのかと思っていたのだけれど、先生からもかけてくれることの方が割と多いのかも…?


え、羨ましいだって〜?


そう、世界一かっこいい私の、“か・れ・し” なのですっ!!





「祐奈、椎名先生と出かけるから、ケーキは明日でよかったのよね?」

「うん!ありがとう、お母さん」



部屋の扉を開けて、お母さんはそれだけ言って1階に降りて行った。


そして今日は私、神崎祐奈18歳の誕生日。

やっとやっと、先生に年齢が追い付いたきがして…

嬉しい気持ちでいっぱいなんだ~。

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