溺愛警報発令中!〜白馬の王子様は、一人だけ。〜
私の顔を見つめたかっちゃん。

「…なんか目赤い?」

「そ、そんなことないよ!」

「ならいいけど…悲しいこととか辛いことがあったらいつでも言って。相談乗る」

「ありがとう、かっちゃん!」

かっちゃんのお陰で寂しさが紛れた。

感謝の念を精一杯込めて満面の笑みを向けると、なぜかかっちゃんは顔を赤くした。

「…反則だろその笑顔」

「え?今なんか言った?」

「い、いやなんでもない」

どうしたんだろうかっちゃん…熱でもあるのかな?

大変、せっかくの入学式なのに!

「かっちゃんこそ体調悪くなったらいつでも言って!」

「…?うん、ありがとう?」

あ、あれなんか的外れだったかな…?

「そういえば姫奈、大丈夫なの?明日の入学式で新入生代表挨拶するんだろ?」

「うん、ばっちり!たくさん練習したもん!」

そう、私は新入生代表挨拶をすることになった。受験者の中で一番点数が高かったらしい。

光栄なことだけどミスしたら大変だからすっごく練習を重ねたし、問題ないはず!
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