溺愛警報発令中!〜白馬の王子様は、一人だけ。〜
「あ、そうそうそれでね」

私の方を見たその人。

「俺は中等部三年の綾瀬川簾弦(あやせがわ すづる)。よろしくね」

「花園姫奈です、よろしくお願いします!私のことは姫奈って呼んでくださいね!」

「あはは、よろしくね姫奈ちゃん。でさ、学院がキミをお呼びしているんだ。俺と一緒についてきてもらっていいかな?俺も詳しい話は知らないんだけどね」

「…学院長が?」

眉間にシワを寄せたかっちゃん。

うーん、なにか私したかな?お会いしたこともないし…あ!

「あ、もしかしたら入学式の挨拶の件じゃない?」

「あぁ、そういうことか」

かっちゃんも納得がいったみたい。

「じゃあ…俺、寮行くね。またあとで電話しよ」

「うん、またね!バイバイかっちゃん!」

そうしてかっちゃんといったん別れた。
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