君と過ごした、たった数週間
4人で連絡先を交換した日。

教習が被ることが多かったため、連絡先を交換。

ただその時は、教習の時間の確認とか、ただ些細なことを

話すための交換だと思っていた。


みんなと交換したはずなのに、私の中で気になっていたの

は彼からの連絡だった。


そして、連絡は彼の方から来た。

最初の連絡は


「明日何時に来る?」


最初は驚いたが、私はただ聞いてきただけだと思い


「朝イチで行くよー」


と何も考えずに返したのだが

その返信は

「朝イチかよーじゃあ俺も葵と朝イチで行くわ。」


私は驚いた。

そんなことを言われると思っていなかったから。

でもすごく嬉しかった。

最初の会話はこれで終わりだったが、

私にとっては明日の教習がとても楽しみになった。


そこから、毎日話すようになった。

4人でいるときだけだった彼との時間が、

いつの間にか2人だけの時間に変わっていた。

画面越しに交わす言葉。

何気ない会話。

返事が来ることが当たり前になっていく毎日。


私は、少しずつ彼のことを好きになっていた。


いや、もしかしたら。

最初から好きだった気持ちに、理由が増えていっただけな

のかもしれない。
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