君と過ごした、たった数週間
彼との距離が、少しずつ近くなっていった。


4人で話すときは、男子同士が向かい合い、女子同士が向

かい合うように座っていた。


だから、彼と私はいつも隣同士だった。


自然と隣になることもあれば、私が彼を待っていることも

あった。


そして、彼が隣に来てくれることもあった。

「こっち来なよ」

そんなふうに隣に誘ってくれることもあった。


たったそれだけのことなのに、嬉しかった。

本当は、隣に座れるだけで十分だったのかもしれない。



私は表に出さないように、

自分の心だけに閉まっていたはずなのに

華蓮には、すぐに気づかれてしまった。
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