お隣さんの距離感がバグってます!
「俺さ、夏祭りの夜からずっと考えてた。刹那さんたち黒曜の奴らがどれだけ強くて、お前の近くにいても……俺は絶対に引かねぇ。もっと強くなって、お前をあいつらから奪い取る」
ダンスの喧騒に紛れて、空の低くて熱い声が耳元に届く
「学校でも、どこでも……他の男ばっか見んな。お前は、俺の鈴音だろ」
繋がれた空の手から、壊れそうなくらい激しい体温が伝わってくる
私はただの恋する女の子として、ドキドキとずっとなっている心臓の音を必死に隠すことしかできなかった
文化祭の翌日
お祭り騒ぎの余韻が残る校舎で、私たちは放課後の片付けに追われていた
空は、昨日の後夜祭の告白からどこか私と目を合わせようとせず、不器用そうにゴミ袋を運んでいる
そんな中、私のポケットの中でスマホが短く震えた
廊下の隅に移動し、画面を確認する
送られてきたのは、『黒曜』の情報網からの緊急アラートだった
『――鈴音。神代の残党が数名、復讐のためにウチの学校の裏門近くに潜伏している模様。総長たちも向かっていますが、接触に注意してください』
……マズい。神代の狙いは、夏祭りで恥をかかされた黒曜幹部の刹那お兄ちゃん……。それか、あの時俺の幼馴染に触るなと啖呵を切った、空だ!
ダンスの喧騒に紛れて、空の低くて熱い声が耳元に届く
「学校でも、どこでも……他の男ばっか見んな。お前は、俺の鈴音だろ」
繋がれた空の手から、壊れそうなくらい激しい体温が伝わってくる
私はただの恋する女の子として、ドキドキとずっとなっている心臓の音を必死に隠すことしかできなかった
文化祭の翌日
お祭り騒ぎの余韻が残る校舎で、私たちは放課後の片付けに追われていた
空は、昨日の後夜祭の告白からどこか私と目を合わせようとせず、不器用そうにゴミ袋を運んでいる
そんな中、私のポケットの中でスマホが短く震えた
廊下の隅に移動し、画面を確認する
送られてきたのは、『黒曜』の情報網からの緊急アラートだった
『――鈴音。神代の残党が数名、復讐のためにウチの学校の裏門近くに潜伏している模様。総長たちも向かっていますが、接触に注意してください』
……マズい。神代の狙いは、夏祭りで恥をかかされた黒曜幹部の刹那お兄ちゃん……。それか、あの時俺の幼馴染に触るなと啖呵を切った、空だ!