お隣さんの距離感がバグってます!
「あはは、神谷くんか。相変わらずガードが固いなぁ。じゃあ仕方ないね、またね、鈴音ちゃん」
日向くんは困ったように眉を下げて笑うと、すんなりと手を引いて人混みへと消えていった。
「空、約束なんてしてないじゃん……っ。急に引っ張ったら危ないよ」
「うるせぇ。……他の男に、お前の手、触らせたくなかったんだよ」
空はぶっきらぼうにそう吐き捨てると、私の手を恋人同士のようにつなぎ直して、ダンスの輪へと力強く引っ張っていった
炎の赤い明かりに照らされた空の横顔
ちっちゃい頃のあどけなさは消え失せ、そこには完全に一人の男の子の端正な輪郭があった
曲が変わり、ステップに合わせて空の手と私の手が何度も重なり、離れ、また繋がる
「鈴音」
「ん……?」
日向くんは困ったように眉を下げて笑うと、すんなりと手を引いて人混みへと消えていった。
「空、約束なんてしてないじゃん……っ。急に引っ張ったら危ないよ」
「うるせぇ。……他の男に、お前の手、触らせたくなかったんだよ」
空はぶっきらぼうにそう吐き捨てると、私の手を恋人同士のようにつなぎ直して、ダンスの輪へと力強く引っ張っていった
炎の赤い明かりに照らされた空の横顔
ちっちゃい頃のあどけなさは消え失せ、そこには完全に一人の男の子の端正な輪郭があった
曲が変わり、ステップに合わせて空の手と私の手が何度も重なり、離れ、また繋がる
「鈴音」
「ん……?」