お隣さんの距離感がバグってます!
空が涙を拭いもせず、まっすぐに私の目を見た
「お前に話しかけられなくなって、他人のフリして、死ぬほど寂しかった。だけど、その間もずっと、お前の隣に立てる男になりたくて、部活で泥だらけになって、がむしゃらに体鍛えて……いつか黒曜の先輩たちからお前を奪い取るって、それだけを考えてたんだよ!」
空はそう一気に捲し立てると、窓枠に手をかけ――
15センチの隙間を、迷うことなく自分の足で力強く飛び越えてきた
「きゃっ……!」
気がついたときには、私は空の大きな腕の中に、壊れそうなくらい強く抱きしめられていた
数ヶ月ぶりに触れる空の体温。カッターシャツから香る、懐かしい柔軟剤の匂い
「お前が黒曜を降りる必要なんてなかったんだよ。お前がどんなに強くたって関係ねぇ。お前が天才参謀なら、俺はそれ以上の大物になって、一生かけてお前を追い越して守ってやるつもりだったんだから」
空の低くて、だけど少し照れくさそうな声が耳元で響く
「……でも、俺のためにそこまでしてくれたのは、めちゃくちゃ嬉しい」
空はゆっくりと腕を緩めると、私の両肩を掴んで、顔を真っ赤にしながら私の目を真っ直ぐに見つめた
「10年前の約束、おままごとのつもりなんて、いっこもねぇから。……世界で一番、宇宙で一番、鈴音のことが大好きだ。ただの幼馴染は、もう今日で終わりにしよう」
「お前に話しかけられなくなって、他人のフリして、死ぬほど寂しかった。だけど、その間もずっと、お前の隣に立てる男になりたくて、部活で泥だらけになって、がむしゃらに体鍛えて……いつか黒曜の先輩たちからお前を奪い取るって、それだけを考えてたんだよ!」
空はそう一気に捲し立てると、窓枠に手をかけ――
15センチの隙間を、迷うことなく自分の足で力強く飛び越えてきた
「きゃっ……!」
気がついたときには、私は空の大きな腕の中に、壊れそうなくらい強く抱きしめられていた
数ヶ月ぶりに触れる空の体温。カッターシャツから香る、懐かしい柔軟剤の匂い
「お前が黒曜を降りる必要なんてなかったんだよ。お前がどんなに強くたって関係ねぇ。お前が天才参謀なら、俺はそれ以上の大物になって、一生かけてお前を追い越して守ってやるつもりだったんだから」
空の低くて、だけど少し照れくさそうな声が耳元で響く
「……でも、俺のためにそこまでしてくれたのは、めちゃくちゃ嬉しい」
空はゆっくりと腕を緩めると、私の両肩を掴んで、顔を真っ赤にしながら私の目を真っ直ぐに見つめた
「10年前の約束、おままごとのつもりなんて、いっこもねぇから。……世界で一番、宇宙で一番、鈴音のことが大好きだ。ただの幼馴染は、もう今日で終わりにしよう」