『春・夏・秋・冬~新たな道へ』
秋に続き弾けるような笑顔の春が俺の隣に腰を下ろした。
何年もの月日と共に徐々に変化していった俺達の関係-。
最初雪は生前の冬の話で印象的だった春に微かな恋心を抱いていたらしいと、いつだったか春から冗談っぽく聞いた事があった。
秋は冬と同じ顔の雪と連絡を取るのが辛くてしばらく雪を避けていたと、これも春から聞いた。
しかし運命とでも言うべきか、それから雪と秋は何度も冬の墓前で偶然に再会し、自然と二人で会う機会が増え距離を縮めていったとやっぱり春から…。
一方春はそんな二人を見守りながら、突然姿を消した俺の身を案じひたすら俺を探し続けていた。
とうとう春がマスター伝いに俺の居場所を見付け出したのは、任務の最終段階で銃撃戦に巻き込まれしかも中途半端に生き残り帰国した後。
その時俺は新しく契約したマンションでひっそりと療養生活を始めていた。
そこに心配しきって駆け付けた春。
でも俺の口から出た言葉は感謝のものではなく、放っておいてくれという酷く冷たい一言だった。
当時の俺は迎えに来なかった冬に見放されたと感じたり、秋への気持ちの整理もつかなかったりで不安定になっていて、周囲を遮断し体だけを癒そうとしていた。
何年もの月日と共に徐々に変化していった俺達の関係-。
最初雪は生前の冬の話で印象的だった春に微かな恋心を抱いていたらしいと、いつだったか春から冗談っぽく聞いた事があった。
秋は冬と同じ顔の雪と連絡を取るのが辛くてしばらく雪を避けていたと、これも春から聞いた。
しかし運命とでも言うべきか、それから雪と秋は何度も冬の墓前で偶然に再会し、自然と二人で会う機会が増え距離を縮めていったとやっぱり春から…。
一方春はそんな二人を見守りながら、突然姿を消した俺の身を案じひたすら俺を探し続けていた。
とうとう春がマスター伝いに俺の居場所を見付け出したのは、任務の最終段階で銃撃戦に巻き込まれしかも中途半端に生き残り帰国した後。
その時俺は新しく契約したマンションでひっそりと療養生活を始めていた。
そこに心配しきって駆け付けた春。
でも俺の口から出た言葉は感謝のものではなく、放っておいてくれという酷く冷たい一言だった。
当時の俺は迎えに来なかった冬に見放されたと感じたり、秋への気持ちの整理もつかなかったりで不安定になっていて、周囲を遮断し体だけを癒そうとしていた。