DNA
斎「やったか!?」
隊員「うまくやりましたよ。やはり液体窒素に弱いようです。」
KILLERSはキメラの弱点を確定した。


その日のうちに、No.2、3、8、6、14の5匹を駆除していった。

KILLERSは廃ビルで仮眠をとることにした。

隊員は全員深い眠りについたが、斎藤だけは月を眺めていた。
(毎日こんな日が続くのか………)
その時、廃ビルの下にカマキリのようなキメラが現れた。
斎藤はすかさず武器を持ち、1人で闘いを挑んだ。

斎「お前ッ!!言葉は理解出来るかッ!?」

「リカイシ、ハナスコトモデキル。」
No.7のキメラは片言で話始めた。

「キョウ、ナカマガ沢山シンダ。お前達ニンゲンハユルセナイッ!!」
7は斎藤に向けて4本の鎌を振りかざした。
ビュンッ!!
鎌は空を切る。
(4本の鎌は厄介だな……1本づつ潰していくか)

斎藤は持っていた日本刀で鎌を叩き折った。
しかし、すぐに鎌さ再生され、すぐに鎌は4本に戻った。

「スグラクニシテヤル」
キメラはそう言って鎌を勢いよく振りかざしてきた。
ガキンッ!!キンッキンッ!!
日本刀と鎌がぶつかり合う。
(コイツ雑になってきてる………)
斎藤は隙をついてキメラの心臓を日本刀で突き刺した。

「ゴッホゴホッ!?ナカナカヤルナ」
しかしキメラは心臓さえ再生するのである。
また鎌による攻撃が始まった。
刀と鎌の摩擦で火花が飛び散る。

斎「隙だらけだッ!!」

ドス

斎藤の日本刀はキメラの心臓を確実に捉えていた。

「ゴフッ…………コイツ……ホントウニニンゲンカ?」
キメラは跪く。
と同時に斎藤の日本刀はキメラの首を跳ねた。

そして斎藤は廃ビルの中に戻り仮眠をとった。
< 11 / 65 >

この作品をシェア

pagetop