DNA
仮眠をとった後、KILLERSはキメラの駆除を開始した。
昨日だけで6匹倒したので、良い流れで駆除は進みそうであった。

斎「前方200mにキメラ発見。第一第二部隊配置につけッ!!」

第一第二部隊は前方のキメラに向かって勝手にロケットランチャーを発射した。

斎「何勝手なことをしているんだッ!!命令とは違うだろッ!!」
しかし隊員達は勝手にキメラに発砲している。
キメラに銃はあまり効かないことは知っているはずだ。

斎「発砲を止めろッ!!無意味だッ!!液体窒素で凍らせてから粉々にしろッ!!」

隊員「すいません!!敵を前にすると焦ってしまって……」

隊員達の精神は限界に近かった。

気付くと、第一第二部隊の全ての隊員は蛇の体で頭が3つあるキメラに惨殺されていた。

斎「クソッ!!液体窒素を使えと言っただろうッ!!」

その後、第三第四第五部隊が冷静に液体窒素で攻撃してキメラを駆除した。

斎「みんな……つらい気持ちはわかるが冷静になれ。ヤツらには銃が効かない。落ち着いて攻撃すれば確実に駆除できる。そのことをよく覚えておけ。」

そうして部隊は大阪の境のほうへ向かって行った。
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