DNA
キメラの体が変形していき、みるみるうちに人間型のキメラに変化した。

「この型は疲れる……ボコボコにしてくれたお返しをしよう…」

キメラは木島に急接近し、右ストレートをわき腹に入れた。

木「…ごっ…はぁッ!」

タイツの上からでも衝撃は体に伝わり、木島は5mほど吹き飛んだ。

「お前も食らえ…」

ドッパーーーン!!

木島の近くで攻撃のチャンスを狙っていた三宅の頭部が破裂した。

斉「キサマーーッ!!!」

斉藤はキメラに向かって刀を構え、突進した。

「さっさと片をつけるか…」

キメラは斉藤の日本刀の一振りを、真剣白刃取りで止めた。
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