恋密
入浴室へ向かう中、
みんなは、
すれ違う他校の生徒に
挨拶をする。
でも美紅は
睨み付けている。
「なんだよ。その態度。」
茜が笑いながら言った。
「なんか、喧嘩売りたい。」
美紅は、
いつも喧嘩売りたがるが、喧嘩を売る理由は、ない。
「ですねぇ!」
といつも茜は、のる。
そんな性格を醸し出している二人は、
一年のみんなから
少し恐がられていた……
でも、
本当はそんな性格ではないし、むしろ正反対!?