恋密
入浴中、
洗い終えた2人は
湯船の中で
泳いではしゃいでいた。
なんだかイヤな事が
消えていくような気持ちになった。
入浴が終わるとすぐに
夕食になった。
夕食を食べ終え、
部屋に戻った班員は、
少しゴロゴロしながら、
《まくら投げをしよう。》
という話になった。
急いで布団をひいて、
みんなまくらをかまえた。
「よーいっ、ドンっ!」
の合図とともに、まくらが部屋の中を
いったりきたりしていた。
お風呂に入って
さっぱりしたはずの体に、
汗がにじみ出てきた。
みんな疲れ果てていた。