恋密
その日から茜は、
落ち込んでしまった。
美紅がなぐさめても、
「大丈夫」と言って、
また顔をふせてしまう。
そんな時、茜を
なぐさめてくれたのが
海斗だった。
その時初めて、海斗の
優しさを知った。
茜は、恋に落ちた。
そんな中、
バスは宿舎へ着いた。
まだ少し時間が早いため
入浴までの時間は
部屋で待機になった。
茜と美紅は、
自分の部屋へ向かった。
宿舎には、
以前に中学でもきた事が
あり、少し懐かしさを
感じた。