たまり場
* 悔しさと虚しさ *
まだ熱もあるし、体もだるいし、頭も痛い。


そんなあたしでも…翼が心配で心配でしょうがなかった。

何も考えず…コンビニに向かって、ひたすら走った。

あ…。



走ってる途中、翼がお守りとしてあたしにくれた携帯ストラップがちぎれた。

これが何を示していたのか…この時はわからなかった。

角を曲がればコンビニだ。

しかし、角を曲がった所にはコンビニは見えず…100人を越す人がいた。





え……?
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