夜ふかしバーバがやってくる
夜ふかしばーばがやってくる
お外は真っ暗。
ふくろうの声だけが聞こえる静かな夜。お友だちはみんな夢の中。
たくちゃんはお母さんに『早く寝なさい』と言われてもまだ遊びたくて起きてるね。夜ふかしばーばがくるのもしらずに。
みんなは夜ふかしばーばって知ってる?
それはね、とってもこわ〜いおばけ。夜遅くまで起きてる悪い子のところに来て連れていっちゃうんだよ!
ほら、見てごらん。たっくんのところにも夜ふかしばーばが来ているよ。

たくちゃん早く寝ないと夜ふかしばーばがそこまできてるよ!

たくちゃんは遊びに夢中できづいてないね!さぁ、みんなどうしよう!早く教えてあげないとたくちゃん連れてかれちゃうよ!

たくちゃん『そこにいるのはだぁれ?』

ドアがギーっとあいて夜ふかしばーばが入って来ちゃった!

夜ふかしばーば『夜ふかしばーばだよ!たっくん、今は太陽がでているのかい?』そう言うと、たくちゃんは『お月さまがあるから夜だよ』といいました。また、夜ふかしばーばが質問しました。『今は起きる時間なのかぃ?』と聞くとたくちゃんは『寝る時間だよ』と答えました。
夜ふかしばーば『そうかい、じゃあたっくんは悪い子なんだな』と言うと急に怖〜い顔になってたっくんにちかづいてきました。

夜ふかしばーば『こんなに遅くまで起きている悪い子はばーばが連れて行くぞ〜!』

たっくんはビックリして自分の布団に潜り込みました。

どうしよう!たっくんが連れて行かれちゃう!!みんなはたっくんを助ける方法がわかる!?

そうだよ、早く眠ればいいんだよね!

たっくんは怖さのあまり毛布にくるまったままいつのまにか眠ってしまいました。
さぁ、たっくんはどうなったかな?



お母さん『たっくん、起きなさい。朝よ』

ガバッ!

たっくん『あれ?夜ふかしばーばは?』
目をキョロキョロさせて周りを見るたっくん。

お母さん『何をいってるの?怖い夢でもみたの?』

いつのまにかに朝になっていたんだ。

みんなはあれは夢だったと思う?

その夜からたっくんは早く眠るようになったんだよ。
夜遅くまで起きているお友だちはもしかしたら夜ふかしばーばがくるかもね!

ほ〜ら今日もまたどこからか夜遅くまで起きている子供をみているかもね!!

〜おしまい〜
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