この手でどうか…
「ねえ! その話詳しく!」

「……お姉ちゃん誰?」

「ディアン、何言っているの? このお姉ちゃんあれだよ……ほら、ウィル兄を助けに来たお姉ちゃんの……」

「うんうん。リセ君は男だけどね」

「えーっと……恋人?」

「そうだ……って、え!? このお姉ちゃんの好きな人って、女の人なの!?」
「違うから! 恋人でもないし、さっきも言ったけど助けに来たのは男の子だから!」


セレンは思わず赤面した。

リセを女と間違うのは良いにしても、自分が彼の恋人だなんて、何を考えたらそうなるのか。

話が反れそうになった所で、一緒にいたウィルドになだめられ、セレンは本題を切り出した。
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