彼は真面目な優等生.2
6.元彼

・蒼斗side




「でも、話さなくたってっ…」



…………元彼??


「亜華里…」

「えっあっ…何、蒼君??」


こいつが元彼??

俺とは違う感じ…


「へぇー…蒼君って呼んでるんだ…」

「うっうん。」


「俺のことは呼び捨てだったのにぃ~」

「それは…なんとなく。」


亜華里が動揺してる…

そんなに俺に知られたくないのか??


「バカップルってこと??」

「そっそうだよ!!」


そう言って亜華里は俺の手を握ったけど…

その手も震えていた…


「俺と付き合ってる時より可愛くなったんだな…」


「なっなに言ってんの!?
やめてよっ!!///」



亜華里??


なんでそんなに…





……顔が赤いの??




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