彼は真面目な優等生.2



「でもこのままだったら冬休みの間、なんも発展もなく終わるよっ!?」


「そんなこと言ったって…」


ってかもう終わりだしね、冬休み…


課題は蒼君に教えてもらえたからすぐ終わったし。


別にもー終わってもいいしぃ~!!!


「終わった方が蒼君といる時間が増えるもん…」

「えぇぇーでも学校だよ!?」


学校は我慢!!
蒼君と同じ教室にいるだけで私は幸せだもん~♪


「亜華里ってさ…見た目と違って小さな幸せで喜ぶタイプだよね??」

「なにそれ!?」

「褒めてるの♪」


それって本当に褒めてる??

微妙な気分なんですけどぉ~



「あっ!!出てきた~!!」


麻美って写りいいよねぇ~超羨ましい。


「亜華里ってなんでこんなに可愛いの!?」


「えっ!?ありえないんだけど!?麻美なんて美人だからどの角度でも綺麗で羨ましい!!」


「それこそありえない~あたし美人じゃないし!!」

「美人だってばぁ~♪」

「そんなことないからっ///」


照れてる照れてる!!

可愛い~



「もう褒め合いは終わった??」


「「あっ…」」



そこには呆れ顔の樋山君となんのことなのかわかってない蒼君いた。






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