彼は真面目な優等生.2
2.3学期
冬休みはさっさと終わって今日から3学期。
「亜~華~里~!!」
「麻美っ!?
どうしたの??」
朝登校してすぐに麻美が抱きついてきた。
「晶が…」
「樋山君と何かあったの??」
「あいつまたっ!!」
またってことは…
「麻美っ!!
違うんだって!!前の日の夜がワクワクして眠れなくてっ」
「あんたは幼稚園児かよっ!!」
流れ的に…デートの時間に遅刻じゃなくて大遅刻したって感じ…(汗)
でも、2人はデートなんて何回もしてるのになんで??
「もぉー意味わかんない!!」
「ごめんっ」
「あたし、3時間もあの寒い外で待ってたんだよっ!?」
「ごめん…」
「すごく…すごく……寂しかったんだからぁ…」
「うん、ごめんな。」
「許さないっ」
「ごめん…俺、麻美のこと超大好きだから」
「…馬鹿っ///」
仲直りかな??
…いいなぁ~
あんな風に“大好き”って言われて…
蒼君は言ってくれなし…
「いつも通りだな。」
「えっ!?」
「おはよう。」
蒼君っ!!??
びっくりしたぁ~