白雲


あたしの腕を誰かが掴んだ











ハッと意識がもどって

振り返ると





























裕。


























裕「何してんねん!」


『離してぇや!』








あたしは腕をふりほどいた










裕「さっき亜美に会った時
  最近美花、実香とちょっとあって
  心配やからおまえ見とけ言われて

  教室戻ったらおまえおらんし
  クラスの奴に聞いたら実香と
  どっか行った言うし
  何かあったんかと思って
  めっちゃ探したんやぞ!


  で見つけてこんなんしとって..
  おまえ..何あってん...」
あたしは話したくないはずなんに

裕には話してた












『あたしな...実香にいじめられててん』
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