雨のち晴れ時々曇り
夜お風呂に入ると練習に
疲れて皆すぐ寝てしまった。

私は一人寝付けず外に星を
眺めに出た。

苦しくて苦しくて一人だと
涙が出てきた。

誰もいないって思っていた。

「だ..大丈夫?」

その時後ろから突然声がした。
驚き振り返ると男子バレー部の
憧れの人。

「あっいや,,うん..」

袖で涙を拭って下を向くしか
なかった。

きっと凄い顔してたから。

「渕神さんやろ?知らんかも
やけど俺男子バレー部の神藤
ゆうねん。」

「うん。知ってるよ」

私は無理矢理笑顔を作った。

神藤くんは私の横に腰を下ろす。

「女子バレー部の練習凄くきつ
そうやな。俺やったら堪えれん
と辞めてるわ」

にっと笑う彼はプレーしてる時とは別人だった。

すると彼は携帯を取り出し,
受信してと携帯を差し出し,
私はゆわれるままにそれを
受信をした。

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