身勝手な人々
【曖昧なグレイから垣間見るおしゃべりな宝石たち】

本心を言わず嫌なことは
見てみぬフリをして
適当に話をあわせて
にっこり笑っていればいい


「それが大人ってものさ」



諦めたような顔をして貴方は言う


”やさしい言葉をかけている私がすき”
”親切にしてあげてる私って素敵でしょ”
”ほんとのこと言うと怒らせるから”
”多くを語らず大人の対応をしましたよ”



そうやって他人の目を常に気にして
自分を殺して生きてる



”誰にも嫌われたくない”
”揉め事は嫌なのよ”
”みんながそう言うから同じにしないと・・・”



見ざる言わざる着飾る


薄っぺらい言葉を着飾って
個性を隠し
右に倣えで生きている



慈悲深いようでいて実は相手のことを考えてない
事勿れ主義・・・・




”そこに真実(ロマン)はあるのだろうか・・・”

< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

あれは多分 短くても恋

総文字数/849

恋愛(その他)1ページ

表紙を見る
三日月ノ夜ハ傍ニイテ

総文字数/631

ホラー・オカルト1ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop