問題児彼女
監視カメラ室

輝「このテープが起動し、夜中の3時をまわったころ
  ここ、大きい影が見えますよね
  時間を進めると、3人の姿ははっきり見えました
  テープを変えてみます
  ハッキリと画鋲を撮ってますよね?
  これが証拠です、いかがですか?」


3人「・・・」


忠義「黙ってたって無理やで」


恵美「せや、うちらがやった
   存在がうざかった
   きもいんよ!!!!!!!!
   いなくなってほしかった
   死んでもらいたかったんよ!!!!!!バッシッ」」

輝「なにがうざいのよ!!!!!!!!!!!!
  この世の中に捨てていい命なんてない
  誰かに必要とされてるから生きてる
  命を粗末にするのはやめて
  玖珠野さん、相当悲しかったと思う
  捨てられたんだよ、親に
  だから、あたしは必要とされないんだって思って
  たんだって…これ以上、玖珠野さんを苦しませるの
  やめて…」


玖珠「う…うっうう」


忠義「輝来・・・」




先生男「こんなところでなにしてるん?
    ここは入っちゃいけないところやろ!!!!!!!
    何かってに入ってるん?
    吉沢…お前さすが問題児やな
    もうお前は学校に来るな!!!!!!!!!!
    退学だ!!!!!!!」




忠義「問題児、問題児って、輝来を問題児扱いするの
   やめてや!!!!!!!!!!輝来は問題児なんかやない!
   なんも知らんくせに、余計なことゆーな!
   輝来はな、いじめっていうもんを解決して
   一人の命大切にしろってこと教えてくれたんやで」


恵美「忠義が言うとおりです
   私を叱ってくれたんです
   間違いだって
   先生、問題児やない
   輝来は勇敢ですごい人だと思うで
   感謝しとるよ、輝来には」


輝「…///どもっ」


忠義「これでよー分かったやろ!輝来は勇敢少女や!!!!!!!!」



先生「勝手にしろ!」




   

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