真逆★カップル
★〜邑季SEED〜★
『邑季ぃ〜。』
龍矢くんが僕を呼び止めた。
『なぁに?』
僕は首をかしげた。
『明日、暇か?』
『うん。暇だよ?』
『明日合コン来い。』
龍矢くんのすごく簡単な言葉が意味分からなかった。
『どーゆーコトかなぁ〜?』
『だから!明日合コンあんの。お前も来んの!!!』
龍矢くんがあのキリッとした目で見てきた。
『なんで僕がそのような儀式に参加しなければならない?』
『おま....合コンなんだと思ってんだよ。』
『女狩り。』
僕の真面目に考えた結果だ。
『お前頭ヤベーわ。病院いけ。』
龍矢くんは飽きれ顔でいった。
『だって僕、女の子なんてムリだー!!!』
『お前いつも女といるじゃん。「これカワイー☆どこで買ったのぉ〜?」とか言ってよぉ。』
龍矢くんの無駄な演技に笑いそうになった。
『違うよー。女の子に恋愛感情を持ったことがないの。』
『やっぱりお前は男に恋を....』
龍矢くんが泣きまねをした。
『ちがーう!!!!僕恋をしたコトないのぉ』
今の僕の発言に龍矢くんは....。