【長編】Lover only of name[おまけ追加]
一時間目が終わり、柚の友達の佐々木がいなくなった。


たぶん、柚のとこにいったんだろう。


「中畑、ちょっといいか?」


佐倉に話しかけられた。


「いいよ。」


俺と佐倉は、隣の空き教室に行った。


「俺。
榊に告ったから。」


「はっ?」


なぜ、そんなこというんだ。


それに、柚は俺とつきあってんだし。


「まあ、フられたけど、中畑がそのままなら奪うつもりだから。」


佐倉は、そういっていなくなった。


次の時間も柚は戻ってこなかった。


俺は、不安に押しつぶされそうになった。


そう思っていたら、メールがきた。


柚からだ。


『放課後、話があるので教室に居てください。』


不安が現実になる。


短く一言。


『わかった。』


そうしか返せなかった。

次の時間には、柚が戻ってきてよかった。


不安だけど、同じ空間にいるだけで嬉しいのだ。

俺は放課後までそわそわしながら授業を受けた。


竜樹は、俺を心配そうに見てた。
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