社会人と女子高生

胸中

由香里と付き合ってから数ヶ月。

俺の仕事のせいで、デートも、普通に会う事も出来ない。

それでも由香里は『浅賀さんの仕事してる姿、好きだよ!』って言ってくれる。

いつ見られたのか知らないけど。…営業の時かな?

…カフェで由香里を見た時、それまであった理性が飛んだ。

女子高生であることを忘れ、素直に自分の手で守りたいと…そう思った。

ようやく行けた、初めてのデートで海を見た時。

由香里は太陽に照らされて反射する海を、すごく楽しそうに見てた。

今まで何人かと付き合ってきて、こんなに癒されることはないだろうと感じた…。
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