社会人と女子高生
由香里の家族は、いないことが多く、家は1人で住むには広くて寂しい場所。

話さないが、誰もいない家で、由香里は寂しい思いをしているんだと思う。

学校では、もっと辛い目にあっているみたいだった。


「…いいよ。今から会おう。今の時間だと…店は閉まってるから、公園で待ち合わせしよう。」

『うん…。』


電話を切り、コートを羽織って急いで公園に向かう。

由香里が心配で仕方なかった。

…公園にようやく着いた。

公園は前より木の葉が落ち、それが風で吹き飛ばされていた。

少し待つと、由香里の姿が見えた…。
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