鈍感彼女と無口な彼氏
第四章「テスト勉強」

美緒side



『どうしよーっ!!』


私は今、髪を掻き乱しながら廊下を猛ダッシュで走ってる。




何故かって?それは………





私の頭が今とっても混乱してるから!軽いパニック状態です。




いや、重症かもーっ!







バタバタッ

ガラッ



「ひひひひひかるぅー!」


私は教室に入るとすぐに光のところに行った。



「うるっさい。だまれ!」



光に酷いこと言われたけど今はそんな事気にしてる場合じゃない。



「あ、ああああぁーー」



「…あんたねぇ(怒)」



「ど、どーしよう!あああ飛鳥が、でででででぇーーーーーー」



バコッ



「うっ」












しばらくお待ちください。












「で?悠城がどうしたって?」


光が殴った頭がマジで痛い(泣)


少しは手加減してほしいよ!


あっいや、もっと手加減しろっ!とは口が裂けても言えないね…。







< 48 / 193 >

この作品をシェア

pagetop