甘すぎる王子様
俺は最後まで三年生のやつらを殴り続けた。


もう懲りたらしく、5人は視聴覚室から出ていった。


『――っ琴音!?大丈夫か!?』


俺が泣きじゃくる琴音の肩を抱こうとすると、琴音はビクッと震えた。


――‥それほど、、、

怖かったんだ―――‥


『‥ぐずっ‥しゅ、しゅ‥ん‥き』


過呼吸になりながら、俺に抱きついてくる琴音。


周りにはブレザーやスカートの脱いだあとがある。
< 28 / 250 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop