運命の弄び
幼なじみの二人-二人の気持ち-
5
「はぁ~♪
いいお湯だった♪」
時刻はもう夜の十一時。
一番風呂を頂いて、
ほかほかの状態で部屋に帰って来たのだった。
そのままベッドに寝転がって、
愛用のトドのぬいぐるみを抱きしめる。
抱きしめながら寝ると、
冬なんかは温かいんだよね♪
ベッドに寝転がると、
一日の疲れがじわじわと身体に染みてくる。
「今日は何だか疲れたな……」
何か色々なことがあった。
零二には好きな人はいるか?なんて聞かれるし、
もっちーとまゆにはからかわれるし、
しまいには千鶴ちゃんにまで、という始末だ。
『恋人同士みたいですね』
「……か」
千鶴ちゃんに言われた一言。
千鶴ちゃんが果たしてからかいで言ったのか、
あるいは素で言ったのかはよく解らないけど、
なんか言われて……、
ちょっと喜ぶ自分がいた。
口ではああいう風に完全否定していたけど、嬉しかった。
だってあたしは……。
……ィィィィインッ、
ヴィィィィインッ……
「……ん?」
「はぁ~♪
いいお湯だった♪」
時刻はもう夜の十一時。
一番風呂を頂いて、
ほかほかの状態で部屋に帰って来たのだった。
そのままベッドに寝転がって、
愛用のトドのぬいぐるみを抱きしめる。
抱きしめながら寝ると、
冬なんかは温かいんだよね♪
ベッドに寝転がると、
一日の疲れがじわじわと身体に染みてくる。
「今日は何だか疲れたな……」
何か色々なことがあった。
零二には好きな人はいるか?なんて聞かれるし、
もっちーとまゆにはからかわれるし、
しまいには千鶴ちゃんにまで、という始末だ。
『恋人同士みたいですね』
「……か」
千鶴ちゃんに言われた一言。
千鶴ちゃんが果たしてからかいで言ったのか、
あるいは素で言ったのかはよく解らないけど、
なんか言われて……、
ちょっと喜ぶ自分がいた。
口ではああいう風に完全否定していたけど、嬉しかった。
だってあたしは……。
……ィィィィインッ、
ヴィィィィインッ……
「……ん?」